2017年11月22日水曜日

紅葉の浄瑠璃寺

 浄瑠璃寺は平安時代に創建された真言律宗の古寺で、京都府の南端、奈良県との府県境近くの山中の谷間にひっそりとただずんでいる。境内の中央には宝池と称するほぼ円形の池が有り、その東岸には薬師如来を祀る三重の塔、西岸には九体の阿弥陀如来を祀る本堂がある。人々を東方浄土より阿弥陀仏が迎える西方浄土の世界に導くという意味があるそうだ。秋には写真のように境内のあちこちにあるもみじが紅葉する。11月の下旬弟の車で訪れた。
本堂と池 九体の阿弥陀仏を祀っているので九体阿弥陀堂(国宝)とも呼ばれる。また、寺自身も九体寺と呼ばれることもある。

右横から見た本堂。右側に入り口があり内部を参拝できる。

九体阿弥陀仏 内部は撮影禁止となっているので寺のパンフレットの写真を紹介しておく。阿弥陀仏の他、四天王像などの脇仏もありほとんどが国宝に指定されている。

池のパノラマ写真 対岸に三重の塔が見える。
写真をクリックすると大きくなります。

三重の塔 内部には国宝の薬師如来が安置されており、塔自身も国宝に指定されている。


2017年7月7日金曜日

インターネットラジオを録音するー追補

以前このブログでNetRadioRecorderというソフトを使ってNHKの「らじるらじる」などのインターネット放送を予約録音する方法を紹介したが(以下のURL)
http://mstakatsuki.blogspot.jp/2015/08/blog-post.html
最近(2017年7月初め頃から)「らじるらじる」の仕様変更によりNHKの番組のリストが取り込めなくなった。上記ソフトの発売元GING社に問い合わせたところ、私の使っていたNetRadioRecorder5 では対応出来ず、現在のバージョンであるNetRadioRecorder6 の最新バージョンでは対応出来るようになったという回答を得た。ただし、NetRadioRecorder6 をダウンロードインストールしただけでは駄目でまず最新バージョン(6.3.0.7010)にアップデートした後
https://ging.co.jp/product/music/netradio/nhk-program.html
このページの説明に従って、NHKの番組表API なるものを入手し組み込む必要がある。結構面倒で途中で何度かつまづいたが、何とか成功し現在は以前のように使えるようになっている。

2016年10月6日木曜日

ウイーン

 1992年7月ドイツ中心部のダルムシュタットという大学都市で遷移金属の物理国際会議があった。夏休み中なので、この機会に家族と北イタリア、ドイツ、ウイーンを旅行した。ここでは最後に行ったウイーンを紹介する。
 ウイーンはいうまでも無く中世から近代にかけて現在の東欧諸国やスペインなどを支配したハプスブルグ帝国の首都で市内にはその時代の壮大な建築物が存在し、また多くの音楽家が輩出・滞在した音楽の都としても有名である。

シェーンブルン宮殿
ハプスブルグ家の離宮で壮大な建物と広大な庭園からなっている。庭園の奥は高台になっておりその上にグロリエッテと呼ばれるギリシャ建築風の建物があり、このあたりから宮殿の全容が見られる。

高台から見た宮殿の全容

庭園の奥
庭園の最奥にある建造物
そのすぐ裏が高台になっておりその上に下写真の建物がある。

グロリエッテ
対プロシア戦の勝利を祝って建てられたという。戦士の慰霊碑にもなっている。

市内の風物

マリア・テレジア像

シュテファン寺院(後ろの尖塔とその左の建物)
あまりに大きすぎて1枚の写真には収まらない

屋根と尖塔
屋根瓦には独特の模様が付けてある

ミサ風景

美術史博物館

美術史博物館の収蔵物
王女マルガレータ(ベラスケス作)
その他ブリューゲルやフェルメール、ルネッサンス期イタリアの巨匠達の絵が多数収蔵されている。

市庁舎

ウイーン大学
ボルツマン、シュレーディンガー、ドップラーなどの物理学者、フロイドなど著名な学者を輩出している。またウイーン工科大学も我々の分野では著名である。

オペラ座の客席

オペラ座内にあるモーツアルトの胸像

ベートーベンの胸像

辻音楽師

中央墓地にあるヨハンシュトラウスの墓
市内から路面電車で20~30分のところにある。
その他、ベートーベン、ブラームス、シューベルトなどウイーンにゆかりのある音楽家達の墓がある。

2016年9月30日金曜日

ケアンズ(オーストラリア)

 1997年7月末オーストラリアの保養地ケアンズで開催された国際磁気学会に出席したときの記録です。ケアンズはオーストラリア大陸の北東部の海岸に位置し、南回帰線より少し北にあり熱帯に属します。従って、季節は冬ですが結構暑く海水浴も楽しめます。また、珍しい熱帯の動植物に出会うことがあります。日本からの直行便もありアクセスも便利です。ここでは会議の合間に付近の観光地を巡ったときの記録を紹介します。

海から見たケアンズの町

小さな帆船

珊瑚礁
  ケアンズの沖合の海はグレートバリアリーフとよばれる一大珊瑚礁地帯です。沖合すぐにあるグリーン島も珊瑚礁で出来た島で周辺の海底は珊瑚礁で、船底に窓がある観光船でのぞくと見事な珊瑚礁が見られます。
グリーン島
ケアンズの沖合にある珊瑚礁で出来た島

海底の珊瑚礁

大きな貝

熱帯動物園
オーストラリアにはカンガルーを初めとして固有の動植物種が多く棲息しており、ワニ(クロコダイル)を除けば凶暴な動物はいないようで見学者とふれあうことが出来る動物も多くいます、
お腹の袋に子カンガルーを抱く母親カンガルー

カンガルーの子供達

コアラ

ウォンバット

ダチョウ

クジャク

熱帯の小鳥

大きなワニ
ちなみに市内のレストランではワニの肉を食べることが出来る。
お味は案外あっさりしており鶏肉のような感じ

キュランダ
 ケアンズの郊外にキュランダという町があります。熱帯雨林の中にあり先住民のアボリジニーが多く住んでおり、彼らのダンス、ブーメランの投擲など独特の文化が見られます。キュランダに行くにはキュランダ観光鉄道が走っており途中熱帯雨林の風物が見られます。(最近はケーブルカーで直行できるようです)
キュランダ観光鉄道の発車駅

熱帯雨林の中を行く列車

途中で見られる瀧


アボリジニーのダンスショウ

ケアンズの海岸の夕景(水鳥たち)

2016年9月25日日曜日

サンフランシスコ磁気国際会議1  湾内クルーズ・スタンフォード大学編 



1985年8月下旬米国サンフランシスコのカルフォルニア大学サンフランシスコ校で開催された国際磁気学会に出席したときの記録です。前半はサンフランシスコ湾のべイクルーズ及びスタンフォード大学見学、いずれも会議のエクスカーションとして催されたものです。後半は少し離れた東隣のアリゾナ州にあるグランドキャニオンを訪れたときの記録。

 ここから観光船が出る
この付近にはフィッシャーマンズワーフという新鮮な魚を
食べさせるレストランがたくさんある。
町には坂が多くケーブル型の市内電車も有り風情のある]町である。

クルーズ船 
湾内を巡る観光船

ゴールデンゲート(金門橋)

ゴールデンゲート 全長2737m

アルカトラス島
監獄として使われている

ベイブリッジ 全長13.5km
サンフランシスコとオークランドを結ぶ橋
瀬戸大橋が出来るまで世界一長い吊り橋として知られていた。

スタンフォード大学(フーバータワー)
大学の中心となる象徴的な塔

メモリアル・チャーチ

チャーチ内の礼拝堂

電子線形加速器
スタンフォード大学が作った線形加速器
現在は国の所有となっているが運営は大学がやっている。

最後に会議で受理された講演のアブストラクト

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