2014年6月24日火曜日

妙心寺

京都の北西JR花園駅の近くにある臨済宗妙心寺派の本山妙心寺は、日本最大の寺院だそうで境内には46個の塔頭がある。すぐ北にある、石庭で有名な龍安寺も境外塔頭である。近くへ行く機会があったので、久しぶりに訪れた。

門前の道路

勅使門(常時閉門)を入ったところからみた三門
手前の池は放生池

三門 この後ろに仏殿、法堂が一列に並び
典型的な禅宗寺院伽藍配置となっている。

仏殿(本堂)
三門の後ろにあり内部中央に釈迦像が安置してある。

仏殿内部

法堂(はっとう)
講堂にあたり、いろんな行事が行われる建物。

手前が仏殿、後ろが法堂

桂春院入り口
境内の塔頭は大部分は非公開だが、境内の北東隅近くにある
桂春院は常時公開している。地味な塔頭だが趣のある庭園がある。

説明板

 桂春院 真如の庭
方丈(右手建物)の前にある庭。 立木の背後にも庭が広がっている。

庭園寸描 1
 
庭園寸描 2

庭園寸描 3 (侘びの庭)

塔頭点描
以下は非公開の塔頭で門から覗いた参道風景
北門から順に立派な門構えの塔頭を紹介する
天球院
岡山藩主池田家の開いた塔頭

天球院 参道

智勝院 稲葉家の塔頭

智証院 参道

麟翔院
春日局が開いた塔頭

麟翔院 参道

春光院
松江城主堀尾家の塔頭

このように境内には立派な塔頭が数多くあり、非公開であっても外から見る限りよく整備されている。維持費だけでも大変だと思うのだが、どうなっているのだろうか? 




















2014年6月23日月曜日

近くの野鳥たち

最近、我が家の庭木にメジロが巣を作り卵を温めているのを庭の剪定に来てもらった植木屋さんが見つけ写真に撮った。これを機会に、すぐ近くにある農業用の溜め池に姿を見せる野鳥の写真も紹介する。
メジロが巣を作ったサザンカの木(右側)
赤丸の所に巣がある。

巣ごもりするメジロ

近くの池 よく野鳥が飛来している
背後にあるのは伊勢寺の森 2014.6.20

五位鷺白鷺 2008.10.31

五位鷺 2009.1.11

五位鷺川鵜 2009.1.11

水に潜ろうとする 2009.1.11
魚をくわえている姿も見たことがある

 2014.2.20







2014年6月12日木曜日

平安神宮の睡蓮と花菖蒲

 睡蓮と花菖蒲といえば平安神宮の神苑が有名である。以前に紹介したことがあるが、あらためて紹介する。公式サイトはこちら。

社殿 
中央社殿は大極殿、背後に本殿がある。
左側楼閣は白虎楼、右側は蒼龍楼
社殿の後方の森に以下に紹介する庭園が広がる。

西神苑の菖蒲と睡蓮

西神苑のパノラマ写真 池は白虎池

中神苑のパノラマ写真 池は蒼龍池

臥龍橋 蒼龍池の中にある
秀吉が作らせた三条大橋、五条大橋の橋脚が使われている。

蒼龍池の菖蒲

睡蓮と水面に映る菖蒲









2014年6月3日火曜日

勧修寺(かじゅうじ)の睡蓮

京都の山科にある勧修寺(カジュウジとよむ)はあまり知られていないが平安時代に創建された立派な回遊式庭園をもつ由緒ある寺である。(由来などはここを参照

初夏のこの季節は庭園の池(氷室池)に群生している睡蓮や花菖蒲が咲き、見事と聞き行ってみました。
山門 
地下鉄東西線小野駅下車真西へ200~300m歩いたところにある。

山門をくぐったところは前庭になっており左手に
受付け、境内・庭園への入り口がある。

入り口を入ると右側に辰殿(朝廷より下賜された建物)がある。
突き当たりを右手に行くと、書院や本堂にいたる。

書院前の庭
手前の茂みは左りてにある樹齢750年の一本の古灌木(ハイビャクシン)の枝。その向こうに見えるのは水戸黄門が寄進した変わった型をした灯籠。

氷室池
庭園の奥(南側)にある池。平安時代、冬の間にはった氷を御所に収めていたのが名前の由来。右手奥に見えるのは観音堂。

水面を睡蓮が覆っている。

睡蓮と鯉

花菖蒲 
水際にはたくさんの花菖蒲が植えられている。

観音堂 
池のほとりに立っている楼閣建築。大斐閣とも呼ばれ、
昭和になって再建された比較的新しい建物。

池の向こうは森になっており千年杉と名付けられた杉の古木が屹立している。